Lovesickness.
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ハッピーメリークリスマスッ!!
皆さん!
メリークリスマス!!
ってかもう24日ですか!色々やばい!!
3日前私は決断しました。このブログを小説中心ブログにすることを!
で私はクルルで新しくブログ作りました~。私の生存確認は此処を見てください。
ということで『Lovesickness.』はそんなに更新出来なくなりました・・・。
専ら小説とお題配布になります。
そういうことでテンプレートも変えました~。
そして!今日はメリクリってことで小説を久々にアップします。
・・・またまたBLEACH(破面・ザエノイ+テスラ)ですけど。
・・・ちょっと発禁かな?/笑
ではではいってらっしゃいませ。
「クリスマスぅ?」
「そ、クリスマス。」
「・・・だから何の用だ?」
「祝おうじゃないか。神が生まれ落ちたこの日を。」
That evening we had a little celebration.
今日は現世でいう、クリスマスという日らしい。
前回の「ハロウィン」のザエルアポロの行動からして、また今回もひと騒動起こすことだろう。
はぁ、とため息をつきカップに紅茶を淹れて殺菌された真新しい銀色のトレイに乗せてノイトラ様とザエルアポロが居る部屋へと運ぶ。ノイトラ様はああ見えて甘党だから角砂糖も忘れず。・・・あの人は、
お酒も飲めない可愛い人だから。
そんなことが頭によぎってふ、と笑みが静かに零れた。
ザエルアポロは辛党なので、後で見つからないように角砂糖を十個ぐらい淹れてやろう。
片手でトレイを支えて、もう片方の手で宮の扉をコンコン、と軽く叩いた。
・・・・・・返事が一向に戻ってこない。
「・・・ノイトラ様?ザエルアポロ様?入りますよ?」
キィ・・・と扉が小さく悲鳴を上げて部屋の中が窺えた。
そこにはザエルアポロがノイトラ様を床に押し倒してノイトラ様に跨いでいたという非常に許し難い光景が眼に入ってきた。僕は唖然として手からトレイを落とし、トレイからカップが無惨に落ちて砕かれてしまった。
・・・なんだこの状況。
頬がぴくぴくと痙攣し始めた。ザエルアポロは僕が居るにも関わらず未だノイトラ様を跨ぐのをやめない。
というか気付いて無いのかもしれない。こっちを見ようとしないからだ。
僕は閉じていた重い口を開けた。
「・・・何してるんですかザエルアポロ、様。」
思ってやらなかったが自然に声が低くなった。
そして今一瞬本気でザエルアポロのことを呼び捨ててやろうかと、本当に思った。
やっとのことでザエルアポロは僕に気付いたのか、ゆらりとこちらを睨みながら半開きの口から低く言葉を口にした。
「おまえ・・・のいとら・・・ふらんしお・・・か・・・?」
「?そうですけど・・・どうかしたんですか?っていうかノイトラ様から離れてくださ「・・・か・・・」え?」
「いわおうじゃあないか。」
「は?」
こいつ、前からイカレていると思っていたが、ついに言葉までイカレたか。
すっとザエルアポロは立ち上がりふらふらと僕の居る方向に足を動かした。
たどたどしい足つき。まるで酔態した親父のようだ。
・・・というかこの部屋、お酒臭い。
ザエルアポロの表情を窺うと頬が赤く染まっていた。
う゛・・・気゛持ち悪・・・っ!!
俯いて口を手で抑えた瞬間、お酒の異臭がいきなり増し、肩に重さが伝わった。
口を抑えたまま顔を上げると不快なあのザエルアポロの顔がドアップが・・・!!!
「!!!!!!!!!!」
き゛っぎーも゛ーイ゛ー!!!!!!!!!!
ザエルアポロは頬を赤らめたままふっと笑い、僕の首元に息を吹いて小さく囁いた。
ゾゾッ!!
「ッ!!?゛」
「はっぴぃ・・・くりすまぁす・・・」
クフフ・・・と気持ち悪い笑みを零して宮から出て行った。
・・・最後まで気持ち悪いな・・・。
僕は盛大なため息をついてノイトラ様を見ると、・・・。
「・・・ノイトラ様・・・?」
「・・・くー・・・」
ノイトラ様は床でごろん、と寝っ転がってワインの一升ビンを抱きかかえて寝息をついていた。
おそるおそるノイトラ様にじりじりと近付くと、ノイトラ様は頬をザエルアポロ同様に赤らめていた。
近付くごとに感じるノイトラ様から匂うこの匂い・・・は、・・・やはり・・・。
「・・・飲んだんですか?」
「ふ・・に・・・すー・・・」
ふにッて・・・!!!くそかわいい・・・ッ!!
抑えられない笑みを止めつつ、ノイトラ様の横に膝をついてノイトラ様の体を手で支えてノイトラ様の体を浮かせる。所謂「お姫様だっこ」だ。
お酒の匂いが充満しつつ、やはり少し、ノイトラ様独特の匂いがする。
僕が、一番すきな匂いだ。
そっとベットにノイトラ様を寝かせて、布団を掛け、僕はベットの端に腰を落とす。
ノイトラ様の長い前髪が乱れていたので指で梳いて何時もの髪型にする。
頬が赤くなって、半開きの口から小さく息をする・・・うーん可愛い。
胸がつきゅんと甘く痛んだ。
「・・・さて、」
カップの破片を拾おうと、ベットから腰を上げようとしたとき、裾が引かれて動けなくなった。何か、なんて思う前に気付いた。ノイトラ様が、僕の服の裾を掴んで離さないのだ。振り向いてノイトラ様を見ると、ノイトラ様が眼を開けて僕を見ていた。その瞳は艶やかに光っていた。ドキッと心臓が弾む。
「の、いとら・・・さま・・・?」
「く・・な・・・て、す・・・ら・・・-」
“行くな、テスラ”
ああもうこの人は何処まで僕を振り回すんだろう・・・。
ストン、と僕はまたベットの上に腰を下ろした。
僕は片足をベットの上に乗り出してノイトラ様の顔を見る。
ノイトラ様の顔に掛かった髪を指で退かして頬を触る。
ノイトラ様は、擽ったそうにしつつも僕の手に頬を擦り合わせてきた。まるで猫だ。
もう我慢出来なくて僕はベットに乗り出してノイトラ様を跨いでノイトラ様を見つめる。
ノイトラ様は惚けつつ僕を見つめる。
「・・・ノイトラ様、誘ってるんですか・・・?」
「う・・・?」
頭を傾ける。
そんな仕草も可愛くてまた胸がつきゅんと痛む。
半開きの口が、唇が、僕を誘う。
「のいとらさま・・・」
言って僕はノイトラ様の唇に自分のそれを軽く重ねる。
角度を変えながらノイトラ様に接吻を続け、ちらちらと僕はノイトラ様を見る。
ノイトラ様は僕の首に捉まって僕を自分にもっと近づける。
行為は軽さから、深い接吻へと変わる。
最初から半開きだった口は僕の侵入を易々と許した。僕は舌でノイトラ様の口内を犯し、ノイトラ様の長い舌に絡み付く。ノイトラ様はその行為まで許し、僕に答えた。
甘く広がるノイトラ様の舌。僕はこの味が好きなので、ノイトラ様の舌が離れようとしたら僕は離すまいとまた強く絡めた。ノイトラ様は息絶え絶えに甘く啼きながら僕から口を離そうと必死だ。
僕は満足してやっと口を離したとき、ノイトラ様ははぁはぁと肩で息をした。
僕はノイトラ様のおでこにちゅっと音を落としながら軽い接吻をした。
「大丈夫ですか?」
「んふ・・・はぁ・・・っ・・・」
また胸が甘く痛んだ。くっそこのひとどうしてこんなに可愛いんだ・・・??
僕は体を反って服を乱暴に脱いだ。
熱い。邪魔だ。と思ったからだ。
そしてノイトラ様の頭の横に肘を突いて、ノイトラ様の耳元で囁いた。
「ノイトラさ「・・・くー・・・」・・・え?」
目が点になった。おそるおそるまじまじとノイトラ様を見る、と・・・。
「、・・・ね、寝・・・てる・・・?」
はぁぁ、とまた盛大なため息を僕はついた。ちょ 何このオチ。いじめ?いじめなんですか?え?
頭を抱えながら落ち着こうとした。ふいにノイトラ様を見る。
・・・やっぱりかわいい。
つかもう襲っちゃおうかな。(やめなさい。)
ベットの端にまた腰を下ろし、膝の近くで頬杖ついてまたノイトラ様を見る。
まったく、満足そうな顔をして。かわいすぎですよ コノヤロー。
ふぅ、と短いため息をついて、僕はノイトラ様の元にまた近付いておでこに接吻を落とす。
そして、一言つけ添えて、笑みを零してその場を離れた。
「・・・Happy Merry Christmas・・・、ノイトラ様。」
聖夜の夜、僕は痛いお預けを喰らったのでした・・・。
End.
今回はちゃんと物語調だーい!!いやっほう!楽しかったけど面倒でした!(こら。)
テスラ攻めひっさしぶりに書いたなぁ・・・次回は受けですよテッスン。
ザエルの出番がやっぱり少ない。何これ。軽く不完全燃焼?!・・・でも楽しかったんだい。ベタなオチが書きたかった!ので書けて良かったなぁ・・・!!ではではまた今度お逢いしましょうね。
長髪(今まで気付かなかったけど)もすきなようです。
私って私のことちゃんと解ってなかったみたいです。駄目だなぁ、なんて。
ちょっとしんみりした気持ちなのは、・・・アレですよ。
・・・今日数学が、テストが、・・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・!!!!(泣)
季節の節目(?)ってことでブログも新装しました。
カウンターも付けてみたんですよーッわーッ!!(何
テスラが格好良く描けるようになりたいです。それが今の、一応、一番の願い。